未経験がIT業界へ転職を考えたとき、まずはその業界が今どういう状況かを知っておく必要があるでしょう。
あらゆるものがインターネットで簡単に手に入るこの時代。このような時代を支えているのがITです。
例えばスマホでボールペンを購入する場合、ネットで検索し品物をネット上の買い物カゴに入れ料金の決済をカードで行うとします。このとき、コンピューター上でさまざまな処理が行われていますが、この処理を行うのがソフトウェアです。
ソフトウェアの企業は、コンピューターの仕組みを作ったり、セキュリティソフトウェアや会計ソフトウェアなどを製作したりしています。そして、これらのソフトウェアを動かすコンピューターやその周辺機器の製作を行っているのがハードウェアの企業です。それから、ブログラムの開発やソフトウェア・ハードウェアを企業に導入する情報処理サービスを手掛ける企業と、大きくわけるとこの3つの企業があります。
ソフトウェアか、ハードウェアか、はたまた情報処理サービスか。まずは、どの系列の会社に就職するかを選ばなくてはなりません。
次は職種。顧客が抱える様々な問題を解決するためのシステムを設計する「システムエンジニア」、システムエンジニアが作った設計に基づきプログラミングする「プログラマー」、経営の分析や課題を克服させる「ITコンサルタント」、Webサイトの制作を行う「Webデザイナー」や「Webディレクター」、企業や消費者にソフトウェアやハードウェアを販売及び提案する「営業」などがあります。IT業界の技術は成長が著しく、今や花形企業と言っても過言ではないでしょう。